2007.11リベロの役割
現役時代はその驚異のレシーブ力でロサンゼルス五輪でのメダル獲得に
大きく貢献した広瀬コーチ


それゆえ、レシーブ専門であるリベロのポジションには、ただならぬ思い入れがある。
桜宮のリベロは、
キャプテンのララ、チーム最低身長ながらガッツでチームを引っ張るユキ、


大きな声でチームを盛り上げるキオ、さらに日々急成長を遂げている1年生カイの4人。


チーム支えるリベロを養成するため、
広瀬コーチは毎回、昼休憩の時間を削ってまでレシーブ練習に付きあっていた。

自分のプレーに一生懸命な4人のリベロ、次第にレシーブ力にも磨きがかかる。
…そんな彼女たちに広瀬コーチは、
もう1段リベロとしてのステージを上がってほしいと思っていた。

ある日、練習の途中で広瀬コーチは自分の考えを話しだした
「リベロでやっていくんだったらもっと、ボールが落ちたらそれがどこの場所でも
自分が(レシーブしに)行こうって気にならなあかん」

「前のアタッカーは打つ役や、この子らは打つためにおんねん。
あんたらリベロは拾う役や
リベロが一生懸命拾って繋いでる、それがアタッカーの刺激になんねん。
あんたらは自分を殺してでも他の人のためにやらなあかん、アタッカーのために
アタッカーが生きるためにあんたらが頑張らなあかん
」

「アタッカーが決めるためになるんだったら這いずりまわってでも拾う、
それがリベロの基本やから
」
ただひたむきに、ボールを拾い続け、
その背中でアタッカーに勇気を与えスパイクを打たせる、それがリベロの生き方なのである。
4人は気持ちを新たにボールに向かっていった





