
- 一口に「技術職」と呼ばれている中でも、実際の職場は、「放送業務」「制作技術」などに分かれており、行っている業務にも違いがあります。
ですから、何となく「技術職」と言っても、具体的な仕事内容のイメージがわかない人も多いかもしれません。
そこで関西テレビ・エンジニアセミナーでは、応募いただいた中から選ばれた理系大学生・大学院生の方々を対象に、関西テレビの社内にある最新の放送設備の見学や、技術職の現場で働く社員による講義を行い、テレビ局の「技術職」に対する理解を深めていただいています。
- まずは、ニュースのスタジオカメラ・音声やニュース中継を担当する報道技術部の社員による講義と、ニューススタジオの見学からスタート。
途中、報道フロアでのニュースの生放送も見学。5分ほどの本番ですが、目の前で読まれるニュースがそのまま放送される緊迫感に、全員少々押され気味。
社員から説明される設備にも参加者一同に驚きの表情が感じられました。アナウンサーが座るわずか2m四方のスペースには、カメラから視線をはずさず原稿を読むためのプロンプターなど、色々な設備が備えられているんですよ。 - 続いて、ニュースサブとニューススタジオを見学。
ここではいつもスーパーニュース「アンカー」の生放送が行われています。
また報道技術部では、ニュースのスタジオだけではなく、中継も担当しています。
時には、「今から行ってくれ!」との連絡が入り、すぐさま飛び出すことも!
そんな時に欠かせないのが、中継車。今回は、スポーツ中継などで使われる大型中継車と音声車中継車を見学しました。
- 続いては、テレビ局の中枢とも言うべき、マスター(主調整室)の見学です。皆さんのご家庭に届く電波は、このマスターから送信所を通して送られます。つまり、マスターに事故がおこると、関西テレビの放送エリアの電波がとまってしまう、ということです。
マスターには現在、デジタル放送、アナログ放送の両方に対応できる機材が設置されています。一見しただけでは、どちらがどちらか判別できませんが、どれが欠けても放送に重大に支障がある機材ばかり。皆の表情にも少々緊張の色が伺えます。 - 現在は、2011年の地上デジタル放送完全移行へ向けて、最新鋭の設備が投入され、マスターの姿も一新されています。ここで紹介したいのは山々なのですが、是非、皆さん、セミナーに参加していただき、最新鋭の設備を自分の目で確かめてみてください。
- いよいよ、全員でスタジオへ移動。カメラ・音声・照明についての講義を受けてから、収録に挑戦です!
参加者がサブ(副調整室)とスタジオに分かれて、本番スタート。使ったセットは、翌朝の「よ~いドン!」で使用されるホンモノです。実際に明日、自分たちがいる場所で本番が行われると思うと、テンションが高まります。 - 参加者にはスタッフの役割だけではなく、出演者の役まで体験していただき、最後は全員で自分たちが撮ったVTRを鑑賞。
できあがったVTRはお世辞にも自然な映像とは言えませんが(笑)、それだけに、普段何気なく見ている映像のウラのシゴトへの難しさと奥深さに参加者の理解が深まった様子でした。
就職活動においては「セミナー≒会社説明会」が一般的だと思います。中にはわざわざ時間を割いて参加したのに、結局時間の無駄になったと感じたことも多いはず。しかし、「関西テレビ・エンジニアセミナー」は体験型のセミナーなので、座学でテレビ放送の技術全般について学べるだけではなく、実際のスタジオセットを使用して自分達でカメラなどの機材を操り、模擬収録を体験することまで出来ます。テレビ局の技術職といえばカメラや音声くらいしか思い浮かばないという人でも、帰る頃にはテレビ局にはこんな技術の職場もあるんだと感じてもらえるはずです。また社内を回ることもできるので、社員の人柄や社内の雰囲気を感じることができることも大きいと思います。興味のある人なら絶対損はしないので、参加してみてはいかがでしょうか。
私は大学院での研究が忙しかったため就職活動を始めたのが遅く、「関西テレビ・エンジニアセミナー」の存在を知った時にはすでにセミナー日程は終わっていました・・・。
また、私以外の技術職の同期は参加しており、セミナーの話を聞いた時には、その内容の充実ぶりから、自分も早くに就職活動を始めて、参加すればよかったと後悔したものです。
入社してから驚いたのですが、テレビ局の技術にはカメラマン以外にもたくさんの仕事があり、私もそのひとつひとつについてまだ理解できていないぐらいです(苦笑)。もしかしたら私もこっそりと皆さんと一緒にセミナーを受けているかも知れません(笑)。
普段なかなか見ることができないテレビ局の技術について知ることができる絶好の機会なので少しでも興味のある方は是非参加してみて下さい!






















