活動日記

リーダーズ・ギャザリング30 in信太山

11月25日(土)~26日(日)、大阪市立信太山青少年野外活動センターでリーダーズ・ギャザリング30を実施しました。日頃、異なるフィールドでキャンプ活動を行っている9団体73名の大学生リーダーが集まり、2日間を共に過ごしました。
今年は、「名探偵からの挑戦状 信太山の迷宮」をテーマに、謎解きの要素を取り入れながら、参加者の交流を深めていきました。また、日頃のキャンプ活動に関する情報交換が多く交わされ、実り多き時間となりました。


団体紹介からはじまり、今年は謎解きゲームを通してアイスブレイキングをしました。その後、野外炊飯、キャンプファイヤー、そして情報交換会を行いました。情報交換会ではキャンプに関する悩み相談や他団体のキャンプ活動についてなど、テーマに沿ってどの班も真剣に話し合いました。
2日目には『身近な素材を使った子どものおもちゃ作り』というテーマで草木あそび塾の松井鴻先生をお招きして、葉っぱやツル等自然のものでリースやかご、笹舟などの作り方を教えていただきました。
たくさんのプログラムを通して、新しいゲームや知識、また色んな団体のキャンプ活動への思いを知ることができ、これからの活動に活かせる2日間になりました。【記:こってぃ(3回生リーダー)】


初めてリーダーズ・ギャザリングに参加して、他のキャンプ団体の大学生と交流をして、たくさんの発見や驚きがありました。また、団体によって当たり前だと思っていたことが違ったり、他の団体の先輩方から色々なアドバイスを頂くことができたり、知らなかったゲームや歌を知ることができたりと、とてもたくさんの事を学びました。班は“初めまして”の人だらけで最初はとても緊張しましたが、お別れのときには寂しくなるぐらい仲良くなれてとてもよかったです。もし来年また会うことができたら、もっと成長できているよう頑張りたいと思いました。【記:みきぽん(1回生リーダー)】

40周年記念事業

11月19日(日)に設立40周年記念事業を、関西テレビ放送なんでもアリーナで開催しました。
1978年、関西テレビ放送20周年の記念事業の一環として、関西テレビ青少年育成事業団が設立され、今年で40年が経ちました。
参加者は当事業団の理事や評議員、歴代事務局長や元職員などの来賓の方々、卒業生である1期生から36期生までのOB・OG、現役の大学生リーダー37期生から40期生を含めた、総勢300名を超える盛大な会になりました。



記念式典と交歓会の二部制で行われ、第一部の記念式典では設立の経緯や現在までの歴史を知ることが出来ました。まずオープニングでは、各期代表が一人ずつ登壇し、団歌を斉唱しました。そして、設立当初から現在まで事業団に関わってくださっている畠中顧問による40年間の移り変わりの紹介があり、その後40年のあゆみの映像が流れました。その他にも、事業団と関係の深いセンチュリー・ユースオーケストラによる演奏が行われました。
第二部では、和やかな雰囲気のなかで交歓会が行われました。主に交歓会では、40年間を4つのキャンプ場の時代(こぶしの村、法幢寺、伊賀、現在)に分けて、当時のキャンプの仕方やエピソードなどを写真、映像とともに振り返りました。現在まで受け継がれている活動や、当時ならではの活動を知ることが出来ました。全体を通して40年の歴史を感じるとともに、それぞれキャンプの仕方や活動場所が違っても、子どもたちのためであったり、リーダー同士の繋がりは変わらないものだと改めて感じた式典でした。【記:ジップ(3回生リーダー)】

活動が開始した当時の様子を映像などで紹介して頂いたり、直接お話をさせて頂けたことで、OB・OGの方々が築いてきた歴史があるおかげで、私たちの今の活動があることを改めて実感することができました。また、会場の同窓会のような雰囲気によって、まだ1年目の私たちでさえも楽しい気持ちになりました。私も数年後に、みんなで思い出話ができるように今の活動を一生懸命頑張ろうと思いました。【記:さっきー(1回生リーダー)】

今を生きる子どもたちの諸問題を考える 第2回

子どもの活動に関わる大阪府下の青少年団体のリーダーや指導者の方にも参加していただき、3回シリーズで公開講座を実施します。
第2回は11月1日に日本冒険遊び場づくり協会の石田太介氏にお越しいただき『子どもの遊びを見直す』をテーマにお話頂きました。


最近の公園は遊びを禁止・制限する看板がどんどん増加しています。その言った背景には、「怪我」を非常に嫌う親たち、「責任」の所在問題で閉塞的になっている地域社会があります。しかし、これらは子どもたちに安全を与えているようで、実際は自由を奪っているという事実もあります。
そんな中、冒険遊び場では子ども自身が自ら考え、やってみたいことを思いっきりできるようになっています。もちろん危険も伴いますが、遊びの中で失敗させることも子どもたちにとって大切なことだという考えのもと、プレーワーカーと呼ばれるボランティアの方が遊びを見守りながら、子ども自身が危険を回避する力を身につけられるようにサポートしています。
また、冒険遊び場は、地域住民との繋がりを生む場所になっています。万が一災害が起きた時に、住民同士の連携が取れ、避難をスムーズに行うことができると考えているそうです。
このような場所をもっと多くの人に知ってもらい、理解を得て増えていけば子どもたちの笑顔が溢れる地域社会を作ることができるのではないかなと思います。【記:てらしー(1回生リーダー)】

少し危険なことを子どもが「やりたい!」と言った時、危険だからといって全てやめさせていたら、子どもは何も楽しくありません。
キャンプでは野外炊飯やハイキングなど、一歩間違えれば危険が伴うこともあります。けれど、せっかくキャンプに来てくれたのだから、子どもたちが少しでも成長できるように、私達が見守り、危険を回避できるよう判断して、子どもたちに達成感を感じさせ、楽しい気持ちで帰れるようにしてあげたいです。【記:よっぴー(2回生リーダー)】