関西テレビ放送株式会社

サイト内のナビゲーションリンクです

関西テレビからのお知らせ

3/3(金)

父子 ―童夢の歩んだトリノ五輪までの15年―
3月9日(木)24:35〜25:30放送

成田家が父子一緒になってスノーボードに取り組んだ姿から離れ離れになった現状まで、
オリンピックを目指しながら移り変わる父子関係を描く

(左から)父・隆史さん、成田童夢父親の熱心な指導のもと、モーグル、ウェイクボード、そしてスノーボードと様々な競技で天才少年と呼ばれる技術を身につけた成田童夢。その童夢が昨年5月、父と一緒に目指すはずのオリンピックを前に、突然家を飛び出した。“監督”である父から離れ、独自にオリンピックを目指し、一人でトリノに旅立った童夢。また“監督”としてではなく、息子の晴れ姿を見るためにだけに一人トリノへ向かう父。父子で夢見た「オリンピック」の結末は…

3月9日(木)深夜24時35分〜25時30分放送のドキュメンタリー「父子 ―童夢の歩んだトリノ五輪までの15年―」では、トリノ五輪スノーボード日本代表・成田童夢(20歳)が、父・成田隆史さん(56歳)と一緒になってスノーボードに取り組んだ姿から、オリンピックを前に「監督」である父と離れ離れになった現状まで、オリンピックを目指しながら移り変わる父子関係を描く。

●企画意図
「男は親父の背中を見て育つ」という言葉があるが、子供は父親の背中を見ながら、いつ、自分の道を歩み始めるのだろうか――
そして息子が巣立った時、父親は何を思うのか――
この番組の主人公は「父と息子」、トリノ五輪スノーボード日本代表・成田童夢(20歳)とその父・成田隆史さん(56歳)である。
父・隆史さんにとって、我が子、童夢(長男)、夢露(長女)、緑夢(次男)をプロのアスリートとして育てて行くこと、それが生活の全てだった。童夢はそんな父の元でモーグル、ウェイクボード、そしてスノーボードと様々な競技で天才少年と呼ばれる技術を身につけた。
その童夢が昨年5月、父と一緒に目指すはずのオリンピックを前に、突然家を飛び出した。

息子・童夢の思い…
「親父とは今や意見が合わない。自分一人の力でオリンピックに行く!」
父・隆史さんの思い…
「アイツは何がしたいんや!?オリンピックで勝ちたいのなら、何故オレの元を去るんだ!!」

父の元を飛び出した息子と、息子の家出に納得がいかない父。
このドキュメンタリーでは、かつて成田家が父子一緒になってスノーボードに取り組んだ姿から、離れ離れになった現状まで、オリンピックを目指しながら移り変わる父子関係を描き出す。
子供の「独立」とは何か…、父子の「絆」とは何か…。成田父子の歩んだ道が、家族を持つ全ての人に、この課題を投げかける。

●番組内容
2005年6月、東京の街を一人歩く成田童夢(20歳)の姿があった。住み慣れた大阪を離れ、東京でのアパート暮らし。家を出て、父・隆史さん(56歳)には一度電話をしただけだという。住所も携帯番号も告げていない。
息子から、家出の報告を父は電話で受けた。
父:「帰って来い!」
童夢:「一人でやりたい!」
全く折り合うことのない会話が続いたという。
これまで童夢は、長女・夢露(18歳)、次男・緑夢(12歳)と共に、父・隆史さんを「監督」と呼んできた。「監督」の言うことは「絶対」、それが成田家のルールだった。
自宅屋上にあるトランポリンでのトレーニングから毎日提出する反省文まで…それは徹底的に管理された生活。これが幼い頃から世界で活躍する3兄弟の強さの根源でもあった。
そんな生活から逃れる様に、兄・童夢に続いて、オリンピック出場が内定していた長女・夢露も父の元を離れた。オリンピックを前に隆史さんにとっては、思いもがけない子供との別れ…
一方、父から離れ「自由」を得た童夢は、独自でオリンピックの道を目指した。これまで取り入れて来なかった筋力トレーニングの導入、技のコンビネーションも自分で考える様になった。父の元にいた頃とは違う、自分なりのやり方を童夢は模索し始めていた。
「監督」である父から離れ9ヶ月が過ぎ、童夢は父と目指したはずのトリノオリンピックに一人で旅立った。隆史さんもまた父として、息子の晴れ姿を見るためだけに、一人トリノへ向かう。

父子で夢見た「オリンピック」の結末は…
オリンピックを終えた時…それが「父と息子」の関係の次なる転換期となる。

●繁田直紀ディレクターのコメント
4年前、スポーツバラエティ番組「すぽーつアミーゴ!」でアクロバティックなスゴ技を披露してもらったのが、成田3兄弟との初めての出会いでした。童夢15歳の時でした。この時、私が彼らの技以上に驚かされたのが、父・隆史さんのキャラクターでした。
自分の子供たちがいかにスゴイか、延々と語る隆史さんに圧倒されたのと同時に、そんな隆史さんにとって子供たちとの時間が生活の全てであることを実感しました。
そして昨年3月、オリンピックを目指す家族の姿を番組にしようと本格的に取材を開始しました。その最中に家を飛び出した長男・童夢。当初、オリンピックに向けて共に頑張る家族の姿を描く予定だったこの番組は、家出した息子と父、東京と大阪、離れ離れになった父子、それぞれの姿を取材していくことになりました。
成田家の父と子の間に挟まり、取材を続ける中で感じたのは、父・隆史さんの子供に対する深い考え、想いです。父の管理で、子供にとって「自由」のなかった生活も、全ては父として24時間、子供のことを考え続けた末に行われてきたことだったことを実感しました。そして、その考えが息子・童夢に伝わってないことも…
この番組が、視聴者の方々にとって改めて自らの親子関係を振り返るきっかけになってもらえればと思います。

Copyright © Kansai Telecasting Corporation. All Rights Reserved.