タマホーム presents「バーン・ザ・フロア from ブロードウェイ」

ブロードウェイで話題騒然のダンスエンタテインメント!「バーン・ザ・フロアカンパニー」最新バージョン、いよいよ日本上陸!

ジェイソンインタビュー

ブロードウェイも認めざるをえなかった−ジェイソン・ギルキソンインタビュー

ブロードウェイで大成功を収めた「バーン・ザ・フロア」(BTF)。このショーを芸術監督・振付家として作り上げたのが、ジェイソン・ギルキソンだ。12月のニューヨーク。公演中で忙しい日々を送る彼がその想いをほんの少しだけ、私たちに語ってくれた。

公演期間が延長されたそうですね。おめでとうございます!

ジェイソン
ありがとうございます。もともとは10月までの予定だったのですが、少しずつ延びて、また追加で延長になって、という感じですね。
今、ブロードウェイで公演を続けていくのがなかなか難しい中で、ずっと途切れずに観客の方々にお越しいただいているというのは、とても幸せなことです(※1)。

それでも、日本にはちゃんと来てくれますよね?

ジェイソン
それはもちろん(笑)絶対行きますよ!

色んな層の人たちに楽しまれているからこそ、公演期間もどんどん延長されていると思うのですが、特に今回工夫された点はありますか?

ジェイソン
ジェイソンブロードウェイのショーには様々なダンスが登場するので、私たちがこれまでやってきたことを更に洗練することに専念しました。
ブロードウェイでボールルームダンスが主体のショーが行われるのは初めてのことなので、スペシャルなショーにしたかったのです。
ブロードウェイには世界各地の人が来るわけで、もちろん観客の好みも違います。だから、あらゆることを考えました。
そして試行錯誤の結果として、ある特定の客層にのみ訴えるのではなく、あらゆる層の人たち、つまり子どもからお年寄りまでに受け入れられるショーを見せるという結論に至りました。
それが今の成功につながったと思います。

ブロードウェイに進出が決まった時、どうでしたか?

ジェイソン
もちろん、とても光栄に思いました。
これまで長年に渡って、ブロードウェイにボールルームダンスが主体のショーが進出することなど誰も真剣に考えたことなどありませんでした。
でも、ここ10-15年、ボールルームダンスがとても盛り上がってきて、世界中で愛されるようになってきました。
その結果ボールルームダンスの世界だけでなく、ブロードウェイにおいても私達の居場所が認められるようになったと感じています。
これはとても幸せなことですね。

カンパニーのみんなの反応はどうでしたか?

ジェイソン
それはもちろんみんなとても興奮しましたよ。夢でしたから。
やはりブロードウェイに進出するのはエンタテインメントの世界では頂点に立つことを意味しますしね。
ブロードウェイ進出の知らせを聞いた時、「よし、やってやろうじゃないか!」と感じましたし、またさらにハードな練習を積み重ねていきました。

このショーをどう楽しんでもらいたいですか?

ジェイソン
できるだけ、細かいところまで楽しんでもらいたいですね。
私たちの祖父の時代から振り返ると、現在のようにボールルームダンスがここまで世界的な盛り上がりを見せるまで本当に長い年月が経ちました。
キャストたちがすばらしいのは、祖父の時代の古いテイストを失うことなく、それを現在のショーに生かしてくれていることです。
それぞれのダンスの内容、テクニック、ダンサーのキャラクター、ストーリーなどをスペシャルなものとして届けたいと思っています。

ブロードウェイの作品を沢山観ている観客の皆さんは目が肥えていて、厳しいと思うのですがいかがでしたか?

ジェイソン
ジェイソン もちろん、目は肥えていて、厳しいですね。
でもこれまで私たちのようなボールルームダンスが主体のショーは彼らがこれまで観てきたショーとは全く違うものだったと思うのです。
だから、それぞれのキャストたちが見せるパフォーマンスはとても温かく受け入れられていると思いますね。
もともとブロードウェイの観客はあまり反応しないと言われていましたが、私たちのショーを観ている観客の笑顔を見ると、これまでの努力が報われた気分になりました。

ジェイソン、あなたにとってBTFカンパニーとはどういったものですか?

ジェイソン
BTFはいつも観客に息を呑むような“ジャーニー(冒険)”を提供したいと思ってきました。
私の人生において、BTFはまさに息を呑むような“ジャーニー”そのものです。
幸運なことにパフォーマーとしても関わってきましたし(※2)、今、演出家そして振付家として自分の夢が実現できていると思います。ブロードウェイの舞台に立つという夢を実現させることが、自分にとって、またカンパニーにとっての目標でしたから。

演出をするにあたって、アイディアはどこから湧いてきますか?

ジェイソン
ジェイソン昔は映画や1930〜40年代のミュージカル、尊敬するジェローム・ロビンズ(※3)やボブ・フォッシー(※4)などからインスピレーションを受けていましたが、今はダンサーたちからヒントをもらうことの方が多いんです。
以前は私が彼らにインスピレーションを与えていたのが、それが今は彼らから私がヒントをもらう。まさに丸い円のように影響しあって成り立っているんです。

最後に日本の皆さんにメッセージをお願いします。

ジェイソン
もちろんこれまでも常にBTFを誇りに思っていましたけれど、今回の日本公演のタイトルに「ブロードウェイ」という言葉が加わったことを更に誇りに思います。
日本の皆さんはBTFカンパニーの10年間の成長を観てきてくれたわけですから、今回の日本公演は非常に楽しみですね。
世界公演の先駆けとして日本でこのブロードウェイバージョンのショーをお見せできることを心待ちにしています。
※ 1
ブロードウェイ公演は2度の期間延長を経て2010年1月10日に終了。
※ 2
ジェイソンは2度目の来日公演となる2004年日本公演までトップダンサーとして活躍していた。
※ 3
振付家。「ウエスト・サイド・ストーリー」「王様と私」など数多くのミュージカルや映画の振付を担当した。
※ 4
振付家・映画監督。振付家としてはミュージカル「シカゴ」「くたばれ!ヤンキース」など、映画監督としては「キャバレー」などを手掛けた。
彼のダンスナンバーを集めたミュージカル「フォッシー」はトニー賞3部門を受賞。

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