2005年度受賞作品

映像コンテンツ部門

最優秀作 「診察室」 東京造形大学  大山 慶




【作品意図】
医者に自分の内臓写真を見せられた男がふと過去の記憶をよみがえらせるという話です。大人と子供の感じているリアリティの違いを、アニメーションの形、動き、質感に差をつけることで表現しました。

【コメント】
去年、惨敗したので、やっとリベンジできたというのが正直な感想です。苦労して作った大切な作品なので、多くの方に観ていただく機会を与えていただき大変嬉しく思っております。どうもありがとうございました。



優秀作 「アニマ」東京芸術大学大学院  発智 和宏




【作品意図】
この作品は生命を表現する事をテーマとしたダンスアニメーション作品です。
約1500枚の鉛筆デッサンで構成され、ただ人間が動くというシンプルな表現でどこまで命を表現できるかという事に挑戦しました。

【コメント】
今回は「アニマ」を選んでいただき、ありがとうございました。2年かけ苦労して作ったかいがありました。今年からプロとして活動しています。今後も新しい表現に挑戦していきたいと思っています。
優秀作 「THE MAN IN THE ROOM」大阪電気通信大学 平石 亮太




【作品意図】
「虚構と真実」「虚構に翻弄される男」というイメージで作品を制作した。普段何気なくみているテレビ。ブラウン管の向こうに広がっている世界は虚構で溢れているけど、僕の眼というブラウン管を通した世界は真実だろうか。僕が見ている世界と他の誰かが見ている世界は同じだろうか。。と考えたことが、この作品のコンセプトになった。

【コメント】
この度は、すばらしい賞をいただき、誠にありがとうございます。今後も作品を作っていきたいです。大学の人たちを初め、アドバイスいただけた先生方。励ましてくれた友人達。この場を借りて改めてお礼申しあげます。ありがとう。
佳 作 「Birds」東京芸術大学 半崎 信朗




【作品意図】
戦争と日常が隣り合わせの街での人々の生活を暖かく明るく描きたかった。消化吸収排泄抗体防衛本能。街とはすなわち一つの生命体である。

【コメント】
このたびはこのような賞をいただき、大変うれしく思っています。僕の作品が、様々な人の目にふれる機会を与えてくださり、本当にありがとうございます。これからもその場に満足せず、卑屈にもならず、謙虚に信念を持って、ワクワクドキドキ時にはしんみり懐かしい気持ち・・・、な作品を作っていきたいと思っています。
佳 作 「algae」国立音楽大学 山岸 絢子




【作品意図】
algae(アルジー)とは「藻」という意味であり、この作品は水草をモチーフに制作されている。藻は本来”あやがあり、きらびやかなさま”という意味をもち、今回はこの雰囲気を絵画的に表現することを目的とした。

【コメント】
今まで満足のいく作品を作った事はありませんでしたが、このような評価をいただいた事が今後大きな支えになると思います。自分の作品に対して自信を持つ勇気を与えて下さいました。心から感謝申し上げます。
佳 作 「愛の部屋」 京都造形芸術大学 寺田 めぐみ




【作品意図】
10編から成る短編集。抜け殻の愛や幸せに依存する顔のないサラリーマンたち。道を過った男たちの末路をブラックユーモア風に描いています。

【コメント】
このような賞をいただき嬉しく思います。今後の制作の
励みにしたいと思います。原作となる4コマを出身大学の京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科サイトで連載中です。(http://eizo-butai.org) 想像力と技術を伸ばしつつ作品を作り続けたいです。
入選作 「ぱらぱらえすけーぷ」 名古屋市立大学 堀田 博司




【作品意図】
制作意図は、『愉快な動きを作る』という極めてシンプルなものです。パラパラアニメから抜け出した主人公にとっては、広大な机の上を、さながらアスレチックジムのごとく飛び回らせました。「この動きは面白いなぁ。」「次はどうなるのだろう?」などと思いながら観て頂けたら幸いです。

【コメント】
もしあのとき、「まあ、これ位でいいや」と、投げ出していたら…。もしあの瞬間、「自分はよく頑張った。」と諦めていたら…。こんな機会に恵まれる事も、こんな喜びを抱く事も無かったでしょう。悩み続けて、やり続けて本当に良かったです。今回の経験を今後の励みにして頑張りたいと思います。
入選作  「Test」 金沢美術工芸大学 下浜 臨太郎/田中 靖之/若岡 伸也 



【作品意図】
テストを受けていた学生が次第に妄想の世界へ…そしてテスト用紙の文字が動き始め、様々なことが起きるという内容。文字の動きのおもしろさや場面展開のリズムを大切にし、徹底的にシンプルな画面にしました。

【コメント】
入選させていただき大変光栄です。これからはもっと頑張ります。
入選作  「落花性」 京都市立芸術大学大学院 中嶋 展子



【作品意図】
一人の少女を主人公に、現代の社会の中での女性の在り方を隠喩的に表現した作品。やがて落花生に姿を変える少女の運命は、否定的でも肯定的でもない女性の姿を表している。

【コメント】
少々クセのある作品ではありますが、私の感じた切なさと暖かさが見る人に自分を見つめ直す機会を与えられれば幸いです。今後とも世界を取り巻く様々な感情を私らしい世界観で表現し続けていきたいと思っています。
特別賞  「psycho kickes」 京都精華大学  猪原 麻功




【作品意図】
エゴだとか何とかはよそうと考え、娯楽として観客に対し何でも良いから楽しんでもらおうとする。それに向かって真剣に、物造りに取り組もうとする。それが、小規模の観客層だとしても、作品創りの持つ意味はそれだろうという思いから、この作品を造ったんだったと思います。きっと。

【コメント】
この作品は、僕一人で造った作品では無く、多くの人々の協力があり出来上がった作品です。賞として、記憶に残る事は大変うれしく思っています。

ブロードバンドアート部門

最優秀作 「memory park」 筑波大学大学院 和田 七洋




【作品意図】
インターネットの特性上、ユーザーは自分の興味がある情報を選択し閲覧するので、個人がよほど有名でも無い限りその人の情報を知ろうとはしないと思います。私自身の経験を如何に世界中の人々に知ってもらうかという事に着目し、この作品をつくりました。

【コメント】
自分のスキルや才能に幾度も限界を感じ、様々な不安のなか、この作品を作りました。表現の壁にぶつかり本当に辛い日々が続いていたので、今回の受賞は大きな自信へ繋がりました。みなさま、特に作品に協力して下さった方々。本当に有難うございます。
優秀作 「AQUA」 関西学院大学  小岩 亮太




【作品意図】
水中をモチーフにしたインタラクティブアートで、カメラで取り込んだ映像を水中風に変換します。動くとそこから水泡が発生して、それをマウスでクリックすると音を奏でて弾けます。

【コメント】
この度は、このような素晴らしい賞を頂き、心より感謝しています。そして、支えて下さった方々、どうもありがとうございました。これからも、製作を頑張っていきたいと思います。
優秀作 「Grube」 公立はこだて未来大学 櫻庭 翼




【作品意図】
ビー玉を転がして遊ぶ昔ながらの玩具、それらは動きとともにその素朴な音を楽しんだらしい。ならば、動きで音楽をミキシングしてはどうか。作って演奏する、想像力がある限り、Grubeは無限です。


【コメント】
このような賞を頂けて本当に嬉しく思います。この結果は、僕一人の力では無かったと本当に思います。そして、この場を借りて言いたい事は、人間、生きていれば思いがけず良い事があることもあります。だからみなさん、希望を捨てないで欲しい。
 作  「音波」 長岡造形大学 二宮 和徳




【作品意図】
音を波として表現しながら、皆さんにいじってもらえる作品を目指して作りました。

【コメント】
この度はブロードバンドアート部門佳作を受賞させて頂き、誠にありがとうございます。賞を頂くというのは、私にとって初めての事でしたので、とても自信が付きました。今後はこの作品から得たモノを次に活かして、常に『面白さ』を追求しながら作品作りに取り組んでいきたいと思っています。

佳 作 「Code」 九州大学大学院 三分一 修/藤岡 定





【作品意図】
タイピングを用いた音楽と映像の演奏ソフトです。演奏するにも観るにも気持ち良くノれる作品になるよう心掛けました。元々ライブパフォーマンス用のものを、インターネットを通じて誰でもプレイ出来るようにアレンジしました。

【コメント】
今回は選んで頂き、光栄です。有難うございます!文字というメディアは汎用性が高いので、これからバリエーションを増やして行きたいです。また、タイピングのみでなく完全にチャット化したシステムも制作中です。

ケータイコンテンツ部門

最優秀作 「imagine」 岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー  熊谷 恵 




【コメント】
この映像が最優秀作に選ばれたということは、おそらくみなさんの想像力が私と同じものを描き出したのだろうと思っています。審査員の方々がスケベでよかったなぁと思います。
優秀作 「girl!」 広島市立大学  木村 奈緒




【作品意図】
携帯が普及し、機能が充実してきているが、外観の着せかえだけではなく内側のカスタマイズを充実させたいと考え、着せかえムービーを制作しました。また、日常にあるエロさをもっとかわいく表現したいと考えました。

【コメント】
この度は、素晴らしい賞を頂き大変嬉しく思います。
また、この機会を与えてくださった関係者の方々、先生方、友人に心より感謝致します。
今回の受賞を励みに、今後も作品を作り続けていこうと思います。
本当にありがとうございました。
優秀作 「面」東京工芸大学 竹内 美帆




【作品意図】
伝統的な日本の芸術品の素晴らしさを、もっと多くの人に身近なところで感じてもらいたいと思い、自分なりの表現、アニーションという形で制作しました。

【コメント】
自分の作品が誰かに認めてもらえるということが、何より自分の創作意力に繋がるものだと、今回の受賞でとてもよく実感できました、本当にありがとうございます。
大学の先生方をはじめ、ここまで支えてくださった皆様にはとても感謝しております。
今後もマイペースに、自分の表現を探していきたいと思います。  
佳 作  「with you」 広島市立大学大学院 矢立 恭




【作品意図】
ずっと一緒にいてくれる人(犬ですが。)がいる事はなんてステキな事だろう。という事をそのまま映像にしました。

【コメント】
この度は、このような賞を頂き大変嬉しく思います。制作時、いつも悩んだり、迷ったりしますが、完成した作品の出来、不出来にかかわらず、大切な私の一部です。それが今回このような形で多くの方に観て頂く事が出来て大変嬉しく思います。この受賞を糧に、今後も制作を続けていきたいと思います。有難うございました。
佳 作 「ぐるりん ぐるりん」 広島市立大学 鬼木 潤




【作品意図】
携帯メディアの特性として、片手で手軽に持てるという事を考え、画面を上下左右どの方向から見ても楽しめる、また見る方向によって違った見え方のするものがあったら面白いのではないかと思い制作した。

【コメント】
 この度はこのような賞を頂き、本当にありがとうございます。正直まさか自分が!?という気分です。ケータイで見るショートムービーということで、どうしたら面白くなるかと悩みましたが、このような結果になり本当にうれしいです。まだまだ技術も何もかも未熟で、迷う事の多い自分ですが、今回このように評価してくれたことが、自分の背中を軽く押してくれたような気がします。これから先の自分にいい励みになりました。がんばろう。