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番組バックナンバー
目次 > 2012年2月2日放送の18時台の特集/バックナンバー


京都市長選挙 原発事故の防災計画は?

今月5日に投開票を迎える京都市長選挙は現職と新人の一騎打ちです。
福祉や景気対策も主な争点ですが、京都市が政令指定都市の中で唯一直面している原発対策にも注目が集まっています。


【門川大作(かどかわだいさく)候補】
「皆さん!私たちの大好きな京都、さらに発展させていきましょう!
 市民の皆さんの命と暮らし守り抜きます!」

 


【中村和雄(なかむらかずお)候補の街頭演説】
「京都を変えたい多くの皆さん、全ての力を発揮して京都市政を必ず変えたいと思います!」



2月5日に迫った、京都市長選。
民主・自民・公明など4つの政党と社民党の京都府連が推薦する現職の門川大作市長に、共産党推薦の
弁護士・中村和雄氏が挑みます。

2人は4年前の前回市長選でも対決し、門川氏が当選しましたが得票差はわずか951票でした。

【有権者の話】
「頑張って福祉の方に一生懸命力を入れてほしいと思いますけど」
「景気回復ですね商店街もだんだんとあかんようになってくるからねえ」

福祉政策や厳しく冷え込んだ京都経済・雇用の立て直しが主な争点ですが…

 

【橋下徹・大阪市長】
「株主提案権に対して京都市と神戸市が歩調をとるような住民運動をやってもらった方が効果的だと思う。特に京都市なんかは選挙があるわけですから」

大阪市の橋下市長が京都市長選について言及。
関西電力の株主である京都市は原子力発電所に関する株主提案権を行使すべきとの見解を示し、原子力発電をめぐる政策もクローズアップされることになったのです。

さらに京都市はある課題に直面しています。

【UPZ・緊急防護措置区域】
国が去年、防護対策を求める「UPZ・緊急防護措置区域」を原子力発電所から半径30キロに拡大した結果、政令市の中で唯一この圏内に京都市の一部が入ることとなり、対応を迫られることになりました。

 

雪深い山間におよそ200人が暮らす広河原(ひろがわら)地区。
この地区の一部が福井県の関西電力大飯原子力発電所から30キロ圏内に入ります。

【記者】
「広河原地区の避難場所に京都市は小学校の跡地を候補にあげています」

京都市は独自の防災計画を今年度中に立てる予定です。
しかし広河原地区の建物は老朽化が進み、避難に適した場所すら見つからない状況です。

【広川原地区の住民の話】
「冬場というのはこれだけの積雪が問題。ひとつ逃げるにしても時間帯によって対応が変わってくる。訓練とかマニュアル通りに動けるのかどうかというのが一番不安ですね」

【広河原地区にあるスキー場の経営者の話】
「目に見えない放射能にどう対応していいのかわからない。こういう場合はどうしたらいいのか、というマニュアルを作ってもらえれば、対応のしようがあるとは思うんですけれども」

 


共産党推薦の中村氏は今回、「反原発」を前面に掲げ、初日の演説でも大きく時間を割き選挙戦を繰り広げています。

【中村候補の演説】
「おそろしい原子力発電所はもう全てなくして行こうではありませんか!京都から全ての原発をなくしていく」

複数の政党の相乗りで支援を受ける門川氏は「脱原発」を主張しつつ、前回の市長選挙で掲げたマニフェストを実行した実績を訴えの柱にしています。

【門川候補の演説】
「出来ないことをいっぱい並べ立てるのか?確実に私はこの4年間実行してきました。
マニフェストは実行するためのもの。有権者と約束したマニフェストは9割を大きく超えて実行することができた」

原発事故の防災対策について、どのように考えているのか2人に聞いてみました。

 

【中村候補の話】
「原発の一番密集している所から一番近い百万都市。京都市というのは一番原発において危険な大都市。原発をなくしていく方向で」


【門川候補の話】
「京都の専門家の英知を結集して、すで緊急計画を立てています。
 避難経路・避難所・食料・医療品、そういうようなものに万全を期す。
それと同時に京都が率先して取り組んで国に提言する」

原子力発電をめぐる政策も問われる京都市長選挙は、2月5日に迫っています。


2012年2月2日放送

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